マルチタスクとは一度に複数の作業を同時進行にこなすという意味です。
遊びながら勉強して仕事出来たら一日中が充実して楽しそうですよね。
マルチタスクによって多くの作業をこなせば作業効率アップという意見もあれば本来一つにしか集中できない人間の脳でそれをやっても充実しているという幻想が得られるだけで効率が寧ろ悪く脳にも良くないという意見もあります。
そんな楽しみながら仕事みたいなのが出来ないかと思ってやってみました。
どうやってマルチタスクをすれば良いのか?
急にマルチタスクをすると言ってもピンとこないのでこちらの本を読んで参考にしてみました。
脳科学者の苫米地さんがマルチタスクとその方法について解説しています。
この本によると、人間のこなせる作業には容量があってその中に大きい容量と同時にいくつも大きな容量を同時進行するには無理があるそうです。
大きな容量とは慣れてない作業とか複雑な作業です。
小さな作業は慣れている単純な作業。
例えば複数の楽器を同時に使いこなせる人はそれぞれの楽器を無意識に弾ける位、容量をゼロに近づけるほどたくさんの作業をこなせます。
マルチタスクやってみた!
私の場合、遊びながら学習がしたいので最近ハマっているモンスターストライクと同時進行でオーディブルという本を朗読してくれる音源を聞き流していました。
モンストみたいに単純作業に加えてただ聞いてるだけでいいaudibleはとても相性が良く、ゲームの楽しみと共に充実感 を与えてくれて相互作用によって長時間の学習が可能になりました。
一日10時間以上廃人みたく聞き流していた時もありました。
聞いた本の数は一日最大で8冊位でしょうか?
聞きなれてくると倍速も変えられるので殆どマックスで聞いていました。
ポイントはあんまり重たい本は流さない事です。
そういうのは普通に読むものだと思います。
マルチタスクの結果
数か月くらい実践してみましたがその間に信じられない位の自己啓発の類やちょっとした小説に触れる事が出来ました。
問題点と言えばゲームに集中すると音が聞こえなくなります。
というか意図的に脳がシャットアウトしています。
全体的に何となく内容を把握したり引っ掛かったところだけ必要な部分を抜き出して集中して聞くには向いていて有意義な情報もたくさん手に入って満足しています。
ただ、本格的に頭の体操とするには頭の捻りが必要な本を読まなくてはなりませんし、マルチタスクというのはどうもやった後は頭がぼーっとします。
どうやら頭の中で沢山の切り替えをしているので思考が追い付いていけない感じがあります。
それでもやっていて損をしたとは思わず、それなりに学習できたのではないかと思います。