独断と偏見の心理分析

心理学を独学しています。脳科学にも興味あり。

いい人には耳の痛い話。いい人を辞めた私の記録。

いい人って実はあまり良い言葉ではないのかもしれない。

 

そう感じて来たのは良い人と言われなくなってから少ししてからだ。

 

私は昔からなぜだかいい人だと呼ばれていたしそう振舞っていた。

 

というのは父がとても神経質で今になって分かったことだが劣等感の塊だったからだ。

 

それがどう影響したかというと私は良い人として振舞うように挨拶はしなさいだとか人に迷惑かけた時には注意というかもはや虐待レベルで怒られた。

 

だけど私に興味を持ったことがなければ私が迷惑をかけられるという感覚には無関心である事でとても悩んでる時があって学校を休んだ時も死なない限り学校へ行けと言われていたのを覚えている。

 

そんなこんなで一時期反抗期で荒れ狂った時期もあったがなんとか鞘に収まって現在に至る。

 

自分の殻を破るのは簡単ではなかった。

 

「孤独」が男を変える:男は、嫌われてこそ、一流

「孤独」が男を変える:男は、嫌われてこそ、一流

 

なぜいい人と呼ばれなくなったのか?

私はある時気が付いたのだ。

 

親のいう事を聞いていたら私は人間として殺されている。

 

父はあいさつの事は教えてくれたが実際にその裏にある理由までは教えてはくれなかったしそれを説明する教養もなかったのだ。

 

だからせめて自分の子供で恥をかきたくなかったのだろう。

 

そんなちんけな親から押し付けられた考えなど聞く価値もなかったと気付いたので一度常識の全てを捨てることにしたのだ。

 

常識の大半は親に押し付けられたものでそれが自分にとって合理的であるというより親の都合でしかない場合が多いと思う。

 

捨てたところで常人のままではなにをよりどころにすればよいのか分からないままに社会の道を踏み外してしまいかねないので私は本を沢山読んだ。

 

それもキチガイというほどに。

 

一年で既に別人となっていた私は人のいう事をとりあえず聞くのではなく自分の頭の情報を通して判断が出来るようになった。

 

そういえばまともに本など読んでいなかった私にとって一年の読書は私の中の知識を数百倍にも増やしたと思う。

 

学校の勉強はとりあえず役に立った記憶はない。

 

強いて言うなら足し算とか掛け算とか。

 

そして周囲の変化に気が付いた。

 

今まで人のいう事を考えもせずにはいはいと聞く都合の良いいい人から転じて思慮深くなった私は物事の裏を掴むようになっていた。

 

それは本来気が付かなくても良かったのだろうが見えてしまうのだ。

 

素直に頷く事が出来なくなり私の中で納得しない事には意見するようになっていた。

 

その雰囲気は言葉にする前から伝わっていただろう。

 

見る人によっては私を知らない人でさえ悪だと思うらしい。

 

私は存在そのものに無意識に威圧感を身に着けてしまったらしい。

 

賢さというのはバカというオブラートに包まなければ相手を委縮させるみたいだ。

 

どうやら意見を持つのは自分の意見のない人間にとっての悪であり、いい人の対象は意見を持つ人なのではと考えた。

 

すなわち親から何者からも自立した私は自立できないものにとって認めたくない一部なのだろう。

 

それが悪でありいい人ではないという事だ。

「いい人」をやめれば人生はうまくいく

「いい人」をやめれば人生はうまくいく

 

 

いい人をやめてから。

私はもとより友人と言える人間も少なく孤独を感じていた立場であったがいっそのこと振り切って孤独を楽しむことにした。

 

それから戯れの人間が何をしているかなど周囲の目を気にしていた私はあまり気を使わなくなり、気を使っておどおどしてる人間にとっての脅威となった。(あくまでも私は人に危害を加えるつもりはない)

 

自己研鑽が日常となり顔つきも俳優のそれを目指したままに男前と呼ばれるようになり、いい女に好かれるようになった。

 

以前のいい人の私ではありえない事であった。

 

いい人はモテないと言われているがそれはその通りである。

 

いい人というのは誉め言葉のない人間に向けられる言葉だと今では分かる。

 

これにいい人を辞められない人はひどく抵抗するだろう。

 

私はいい人にとっての悪だから何とでも思えばよい。

 

ただし、世の中の社会のルールという一線を越えてしまう人はいい人だったのにと言われている人が多いのである。

 

自分の基準を持たずに他者の考えにすがっているからバランスが取りにくく、それも壊れやすいのだろう。

 

いい人で得をする事。

いい人でいる限りは何にも言われることがない。

 

自分で責任を持たなくていいから人に合わせて金魚の糞としてくっついていればいい。

 

目立たなければ足を引きづられたりもしないだろう。

 

しかもそういうなんでもいう事を聞いてくれる人材は日本のブラックな会社システムとしては大歓迎だ。

 

壊れるまで働いても文句ひとつ言わないで会社が成長して更に多くのいい人を苦しめる手助けをしてくれる優等生だ。