不安なんて捨てたいですよね。
頭の中がお花畑だったら何も求めなくて済むのになんで人間は不安を手に入れたのだろう?
そう、その不安こそが人間を高い知能を有する生き物として必要だからだと考えています。
生身の人間はとてつもなく弱い。
それ故に物を扱ったり集団で役割分担しながら大きく成長した。
その過程でたくさんの不安と戦っただろう。
例えば食料がない→何とかなるっしょ!
こういう不安と無縁に生きているといざというときに死ぬ。
この話がいい例だ。
冬眠に備えて餌があふれる夏でもせっせと働くありに対してキリギリスはそんなに働かなくても生きていけるとのんきでした。
その結果冬を生きていけなくなります。
日本人は不安が強い遺伝子を持つと同時に知能が高い。
日本人は不安症です。
なので必要以上に貯金したりするのが大好きです。
いざというときに備えてとても安定志向で働きまくりです。
その結果自殺者が多かったりするのですが、もし日本人が不安を感じなければアジア有数の先進国にはなれなかったでしょう。
個人的にもっとキリギリスみたいな一面あっていいと思うのですが。
不安は必要か?
何かに駆り立てられて動くのは確かにエネルギーになりますが、そればかりだと疲れないでしょうか?
必要以上に不安を感じているばかりでは何も始まりません。
楽しみながらやるべきことをやる。
それが一番だと思いますね。
不安はあまり意識しないでも行動が全てですから。