独断と偏見の心理分析

心理学を独学しています。脳科学にも興味あり。

「天使の恋」感想 援助交際に手を染める女子高生の青春物語※ネタばれ注意

自分はこの時代の人間じゃないからびっくりしたのですが、援助交際をしている髪の毛を茶髪に染めた女子高生グループの中心核人物が男性講師に恋をする物語です。

 

なんで援助交際になんか手を出してしまうのでしょうね。

それもキャストは佐々木希(ゆう)。

援助交際にこんな綺麗な女子高生いたら汚いおっさんがこぞって大変なことになりそうなのですがね。

結論言ってしまうと主人公のゆうは過去に男にレイプされた経験があります。

レイプとは人を物としか思わない最低の行為です。

 

その経験からゆうは自分の体を大切に思わなくなり、相手に全く感情を抱かずに援助交際をやってのけるのでした。

傷つけられるくらいなら傷つける立場になってやるといじめを陰から操る主犯でもありました。

そんな彼女が初めて恋をした男性は教師であり、ゆうとは対照的に人間関係に疎く男性教師という自覚から生徒には手を出さないという考えのしっかりとした性格です。

人を性の対象としてでなくしっかりと一人の人間として受け止めてくれるような真面目な雰囲気に惹かれたのでしょうか?

彼にアプローチを仕掛けて距離を縮めていくのですが一向に愛しているとは言ってくれません。

それどころかゆうの前から姿を消してしまいました。

彼には持病がありました。

余命わずかでゆうに迷惑をかけてはいけないと思っていたのです。

ゆうはゆうで仲間の一人が自殺してしまったりいじめていた新入りの仲間に主犯は自分だと伝えて失望させてしまったりで疲労で倒れこんでしまいます。

こうなってしまったのは自分の行いの結果なのだと病室で反省します。

その中で見舞いにこっそりと現れた彼の唯一のいとこを見つけた仲間が捕まえて彼の居場所を教えてもらいます。

そこで彼に出会って今までの本当の自分を話して彼からも病気の事、本心を言います。

病気を治す手術をしてしまったら後遺症が残って周りに迷惑をかけてしまう。

人間付き合い苦手な自分がさらに悪化してしまうかもしれない。

だから手術は受けないと。

そこでゆうはそこは自分の得意分野だと彼に手術を受けてもらうようにしました。

そして初めて彼が愛していると答えました。

月日は流れ、18になったゆうは彼と再会します。

それは初めて出会ったときと同じく雨でした。

顔を合わせると彼は「こんにちは」と初対面の人間に対する態度。

去り際に後ろ姿に声を掛けます。

傘に入れてもらっていいですか?

傘は近くの木に引っ掛けてあります。

初めての出会いとのシチュエーションがデジャヴしてます。

駅まで送ってもらい、そこで思わず彼に抱き着きます。

彼もそっと抱きしめるのでした。

 

感想

援助交際というだけで貞操の乱れている汚れた人間として感情移入することがないと思っていたのですが佐々木希のあどけない演技を見ているとすごく癒されてしまって、その世界観にずぶずぶとのめりこんでいました。

久しぶりの感覚です。

久しぶりに必死だった童心に返って泣きました。

初めて愛する人に出会い、距離を置かれ、記憶からも置いて行かれたゆうですが

彼に寄り添って一からでも関係を築き上げていこうとする行為は愛としか感じられません。

男子教員に近しい雰囲気を感じ取った自分なら、もし変に思われたらどうしようとか違和感を与えかねないと臆病になってしまいます。

ゆうはそういうところが得意なのでなんの躊躇もなくまっすぐと彼にアプローチできるところすごいよなって思います。

最近ではネットとか恋愛について調べると駆け引きとかいろんな情報であふれているんです。

個人的意見言わせてもらうとそんな駆け引き逆効果なんですよ。

愛とは何かと考えると冷めます。

ゆうはその駆け引きを一切使わないんです。

そういうまっすぐなところに惹かれました。

だってまっすぐな女性ほどかわいらしいと思える存在いないです。

駆け引きなんてそもそも興味の有無を調べる以上にはならない行為なのにそれで嫌われてしまっては元も子もないんですよってこと言いたい。

ちなみにネットフリックスで視聴可能です。

www.netflix.com