独断と偏見の心理分析

心理学を独学しています。脳科学にも興味あり。

友達5000人の芸人から学ぶ、友達の作り方。

友達が作るのが苦手というかそもそも作る気がない自分が読んでみたので最初は理解できない人間に対しての疑惑とか誇張のすぎるペテン師ではないかと腹の内を暴いてやろうって気持ちで読んでしまいました。

諸行無常の世の中にそれだけの人間を抱えているといつか自我とのぶつかり合いで自然消滅してしまうと確信しているからです。

結果的にはこういう人もいるのだなという理解と学べる面が思ったより沢山ありました。

後輩力 凡人の僕が、友だち5000人になれた秘けつ

後輩力 凡人の僕が、友だち5000人になれた秘けつ

 

 友達が多い彼の特徴

友達って普通簡単に作れませんよ。

自分なんて色々と偏っているから衝突とか起こしたくないんですよ。

金属の刃物みたいな人間なんです。

だから友達を必要としないのですが彼はその真逆です。

真ん丸な球体で水のように柔軟に変化します。

捉えどころがなく、触れても抵抗がありません。

形で表現するのが間違っているのではないかというくらいに空気そのものです。

彼の文章を読んでいるとそこに自分がいません。

 

いつも先輩が、後輩が、何々の何さんがとかすごく細かく周りの状態をありのままに表現しています。

自分がどう思うかではなく、相手をいつも観察してどうすれば相手が居心地よくいられるかを徹底して分析しています。

かといえワンパターンになる事もなく本人はいつでも初対面の人と出会うとどんな人なのかドキドキしてしまうそうです。

個性がないと言えばそうですが彼の場合は個性がない事が逆に特徴的と言えます。

彼は出会いを一つ一つ大切にして、誘いは断らないそうです。

何事もやってみなければ始まらないというポリシーを感じました。

自分の偏見や意見を徹底的に排除して空気に徹することのできる彼だからこそなしえるわざでもあります。

実際、彼みたいな人がいたら友人のいない自分も好感を抱くと思います。

多くの人と接しながら決して一人一人に手抜きしないという人への気配りや感謝を徹底しているのです。

感想

彼から学べることは多いですが自分はとても彼にはなれないと感じました。

というのはすでに自分という強いアイデンティティを形成しているので彼になるためには一度それを完全に壊すくらいの意気込みがなければ彼にはなれません。

友達5000人というのもひたすら相手に出来る限りは献身を尽くして相手を刺激しないという状態を素で作れる人間ってなかなかいないでしょう。

彼は恐らく一度知り合った人はなかなか友人から外さないタイプです。

それをすべて友人として意識しているのです。

普通は友人関係など変化するものですが、彼になるためには一貫して変化をせずに相手に合わせるために莫大な気遣いが必要です。

人生の大半を人から気に入られる事を考えて行動できるのが好きでなければなりません。

基本的に自分の意見があればそこに衝突が生まれます。

持論なんてもってのほか気の合う相手を選んでしまうので友達が限られてしまいます。

空気であるというのは友達を選ばずに作れる条件としては大切だと感じました。

自我を持たないのはある意味強みです。

反発がないから安心して近づいて好きなように自分をさらけ出せるのです。

そして人への感謝は絶やさない様にしましょう。

見返りを求めるのはよくはないですが相手は割と小さなことで判断しているのです。

感謝をされたらそれにこたえてしまいたくなるそんな人間を目指しましょう。