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ひとりでも割と平気で生きている

一人で出来る事を追求しています。映画や小説など新しい何かに触れて新鮮さを大事にしてます。アマゾンアソシエイト参加してます。

映画 白ゆき姫殺害事件見ました。目に見えない悪魔って怖いよね。ネタばれ注意

有料動画アプリのhuluの方で動画上がってたんで見てみました。

 

 

白ゆき姫殺人事件 [DVD]

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見た人なら分かるんだけど白雪姫とはこの映画内で登場する白雪石鹸の会社に所属する美人社員の三木典子(菜々緒)の事だ。

他の男性社員からはこんな美人見た事ねえなどと大絶賛である上に、後輩へは気配りや思いやりのあるとてもできた上司でもある。

そんな表向きは素晴らしい三木だが結構な曲者である。

まあ、なんていうか陰湿極まりない高等な手段で新入いりの後輩をいびるのだ。

その嫌がらせへの執着心と言うか人の精神崩壊を楽しんでいる様は菜々緒こえぇよと縮み上がってしまうほどだ。

まず初めに映画の中では城野美姫がそのターゲットになる。

気づいた人もいるだろうが同じ「みき」なのだ。

彼女はとても大人しく、おどおどしている様は見ているこっちが尊い存在として見守ってあげたくなるような人だった。

友達から天然記念物呼ばわりされる位に貞操がしっかりしすぎていて更にはとても優しく今では珍しいタイプの人間だ。

三木から彼氏など大切な存在を奪われて精神がめちゃくちゃになってしまいそうになる中で三木が殺害される。

そこで会社の同僚である狩野里沙子がフリーライターをしている高校時代からの友人、赤星雄治(綾野剛)に連絡し、城野が絶対に犯人であると報告するのだ。

実は犯罪を仕込んだ黒幕はこいつ。

ただただとばっちりを受ける城野がかわいそうでならない映画でした。

普段はグルメ系の記事を書いている赤星だが大きな情報をつかむと付け上がって早速ツイッターに呟きを書き込むのだけど電話しながらのマルチタスクの器用さには驚いた。

電話先からツイッターで呟くなよと注意喚起するときには結構漏らしてしまってるという有様。

こいつが真実に一番近づいてるのは俺だと浮かれ気分で次々と関係者を相手にして城野が絶対に犯人だと思わせるような偏見にあふれた番組を作り上げてしまうのだ。

テレビを通じてその情報が発信されてしまうのだが後々真犯人が明らかになると責任を問われて会社を追い出されてしまうのだった。

なんだかんだ言っても城野が生きてたのが救いで思ったよりか後味が意外と悪くなかった。

ただそのせいでおばあちゃんの死に目に会えなかったのは残念なのだけれど城野には三木タイプの女にいじめられている町内一美人だと言われていた女の子がいた。

好きなアンネの日記の物語を再現して蝋燭の明かりをお互いの窓から点滅させる事で一人ではないという行動を親に止められ縁を切らされてしまうまでしていた。

ずっと出会う事のなかった友達からエールとして蝋燭の灯火を点滅させるシーンでは涙腺がやられてしまった。

人間って見えるものばかり信じてしまうから実態が分からない事に対してはとても流されやすくて浅いのだけど見えないところでふと助けになってくれる存在がいるという安心感はとても大きい。

そんなことを感じました。

 

原作はこちらです。

 

白ゆき姫殺人事件 (集英社文庫)

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漫画も出ているそうです。

 

白ゆき姫殺人事件 コミック版 (マーガレットコミックスDIGITAL)

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